普段、車内の清掃は掃除機とクロスによる水拭きで済ませる方が多いと思います。 でも、こんな時は困りますよね。
- 中古車を買ったけど前オーナーがタバコを吸っていた。
- ペットがお漏らししてしまった。
- 子どもが車酔いで嘔吐してしまった。
また、長年乗っていると、一番汚れてくるのがシート。 特に、布製のシートは汚れが染み込んでしまうと、汚れを落とすのが難しくなります。 そんな時にお勧めしたいのが、車内のスチーム洗浄。 スチームクリーナーとカーペットクリーナーを組み合わせることで、車内をまるごと水洗いしたような状態になります。
1 室内掃除機かけ
マットを外し、室内の大まかなゴミを掃除機で吸い上げます。
2 室内クリーニング(クリーニング液による洗浄)
この写真の機械で室内の水洗いを行います。右側のタンクには、専用洗剤を溶かしたクリーニング液が入っております。
写真のように、室内のシート・床面をクリーニング液で洗っていきます。
クリーニング液を吹きつけながら、吸引していく作業となります。
取り外しておいたマットも、同様の作業を行います。
クリーニング液による作業終了後、吸引したクリーニング液はこんなに汚れています。
3 室内スチーム洗浄
クリーニング液による清掃の次は、スチームクリーナーによる洗浄を行います。スチームクリーナーによる洗浄は、汚れを浮き上がらせて落とすだけでなく除菌消臭の効果もあります。
シートや床面はもちろんのこと、天井や側面などのようにクリーニング液による作業が難しい場所もスチームクリーナーで清掃していきます。
クリーニング液とスチームクリーナーによる洗浄で落とせないシミ等は、専用洗剤を使って手作業で対応します。
4 室内水洗い(水による洗浄)
最後に、シート・床面・マットなどをクリーニング液による洗浄と同様の手順で水洗いします。
以上で作業終了となります。ちなみに、シートの乾燥時間は天気の良い日で2~3時間程度となります。但し、運転席のシートだけはドライヤーで乾燥させます。