カーシャンプーは、車をお持ちの方ならほとんどの方が経験されていると思います。
その位、シャンプー洗車は洗車における一番の基本となっています。
この作業をこまめにしておけば、今後説明する作業のほとんどが必要ないかもしれないですね。
というのも、ボディーの汚れは、そのままにしておくと塗装面をどんどん傷めてしまうのです。
では、私たちプロはどんな風にカーシャンプーをしているのでしょうか。
1 ボディー全体を水で流す
先ずは、ボディー全体を水で流します。写真では、高圧洗浄機を使っていますが、シャワーみたいなもので十分です。
この作業での目的は、ボディーを傷つける可能性のある砂や泥を落とすことにあります。
2 カーシャンプーで汚れを落とす
カーシャンプーをボディー全体にかけます。
この時、モールなども丁寧に洗っておくと、ワンランク上の仕上がりになります。
3 水拭き
最後に、仕上げの水拭きを行います。
私たちの場合は、水拭きの前にブロワーで大まかに水気を飛ばします。
特に、隙間に入り込んだ水気を飛ばすのに効果があります。
ブロワーで水気を飛ばした後、クロスにて水気を拭き取ります。
この際、ボディーとガラス面は別のクロスをお使い下さい。ワックスなどを使っている場合、ボディーの油分がガラス面に付着すると、油膜の原因になります。
以上で、作業終了となります。しかしながら、この作業だけでは落ちない汚れもあります。特に、しつこい油膜や鉄粉(これが付着するとボディーを触るとザラザラします)の場合、別の作業が必要になります。このようにならないためにも、月2回程度のカーシャンプーをお勧めします。