2014年11月06日 ドラキュラZERO : ルーク・エヴァンス、サイコー!

今日は、先日映画館にて観賞してきた映画を紹介したいと思います。

ドラキュラZERO

【題名】

ドラキュラZERO

【製作年】

2014年

【製作国】

アメリカ

【観賞手段】

映画館

【感想】

ドラキュラ、様々な映画で描かれてきたキャラクターです。本ブログでもドラキュラ映画は何本か紹介しておりますが、描きつくされた感があるキャラクターだけに難しい部分もあるでしょう。そんな中、本作では歴史上の人物でドラキュラのモデルにもなったヴラド・ツェペシュが主人公です。ある意味、ドラキュラ映画の超保守ともいえる題材。では、その題材をどのように料理した映画だったのでしょうか。
一言で言えば、保守的な内容でありながらも、芸術性の高いアクションシーンとルーク・エヴァンスの役者としての力量の高さで十分に楽しめる作品となっておりました。ヴラドが吸血鬼になり、初めてオスマン帝国の軍隊と戦うシーン。剣に映るヴラドの闘う姿、マジで痺れましたよ。ゲイリー・ショア監督、やりますねぇ。そして、ルーク・エヴァンスの吸血鬼、サイコーでした。彼の場合、本作のような正義と悪が混在したような役柄がピッタンコですね。今後も、このような役柄で観る者を痺れさせて欲しいものです。
しかしながら、残念な点もありました。それは、ヴラド最大の敵といえるメフメト2世の存在感が少しお粗末に感じられたこと。メフメト2世といえば、ビザンツ帝国(東ローマ帝国)を滅ぼし征服者と呼ばれた人物。それを、小物感が半端ないドミニク・クーパーが演じ、ヴラドに圧倒的敗北を喫して倒されてしまうとは。メフメト2世がより魅力的に描かれていれば、文句のつけようのない作品になっていたとお思うのですが…。
このように「ドラキュラZERO」は、ルーク・エヴァンスの抜群の演技が光るホラー・アクションの良作となっております。でも、本作を観て、イスラム教徒の人たちは何を思うのでしょうか…。では、本日はこの辺で (⊃∀⊂)イナイイナイ- ∩・∀・)ノシ バイバァイ★ 。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>